【５分でわかる】カーリースのメリットとデメリット

車のリースを検討されている方へ

昨今のコロナ禍において電車やバス移動に不安を感じている方も多いと思いますが、マイカーの需要は今後も伸び続けると考えられています。
また、子供、親との同居など家族が増えた時など、急に車が必要になる場合も往々にしてありますよね（実際私がそうでした）。

本ページをご覧になってくださっている方にもそのような方がいらっしゃるのではないでしょうか。
特に車に対して興味はないが、基本的な機能をおさえた上でしっかりとした車を求めていらっしゃる場合、カーリースはかなり有効な所有方法となります。

お伝えしたいこと

カーリースを利用するメリットがある人、そうでない人は明確に分かれます。
カーリースのメリットを分かった上で利用しましょう。

カーリースとは？

カーリースでは、車両価格から、契約が完了した時の残価を差し引いた車両価格を契約月数で割り、月々のリース料金が算出されます。
返却時の価値があらかじめ引かれるので、そもそもの車両価格がローン（ローンは車両価格が全額）より安くなります。

例えば、３年間単身赴任することになり、200万円の車をカーリースするとします。
車両価格が200万円で、契約満了時の残価が100万円だとします。
カーリースの月額料金はこの場合200-100＝100万円を契約月数で割って算出するので、月々の価格を低く抑えることができます。
さらに、カーリースではリース料金に、環境性能割、自賠責保険料、自動車重量税、事務手数料などが含まれています。

購入時に必要な頭金などは不要で、月々の定額料金のみで利用することができるのが最大のメリットになります。

カーリースを取り巻く環境

日本自動車リース協会連合会によると個人向け保有台数は18年3月時点で25万7千台と3年で10万台増えました。
矢野経済研究所は2022年度には93万6千台に達すると予測され、今後ますます市場が拡大していくと考えられています。

カーリースとレンタカーとカーシェアリングの違い

カーリーすとレンタカーとカーシェアリングには明確な違いがあります。
それぞれの特徴をしっかりと押さえておきましょう。

	カーリース	レンタカー	カーシェアリング
利用期間	1～11年から選べる契約期間中はいつでも利用可能	数時間～数日	短時間（30分～数時間程度） ※貸し出し中の場合は利用不可
料金体系	月額定額	利用時間（日数）分の支払い	月会費、利用時間、走行距離分の支払い
諸税・自賠責保険	全て含まれる	支払い義務なし	支払い義務なし
車種選択	新車を自由に選べる（国産全車種から選べる）	レンタカー会社が用意しているものから選択	カーシェアリング会社が用意しているものから選択
燃料費	契約者負担	契約者負担	不要
駐車場代	契約者負担	契約者負担	契約者負担
ナンバープレート	通常のナンバー	「わ」ナンバー	「わ」ナンバー